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4校時 避難訓練

 今日の避難訓練は、地震を想定しての避難訓練でした。

 写真は、地震発生の放送直後の3年生の様子です。全員、すぐにシェイクアウト行動をとり、自分の身体を守ろうとしています。誰一人しゃべりません。本気で訓練に取り組んでいました。

 地震が収まったと仮定し、教科担当以外の教員が職員室に集合します。

 教頭先生の指示で二人組となり、生徒の安全確認と校舎内の破損個所を確認します。

 今日は、校舎の数か所に破損個所があるとしての訓練です。

 確認を終えた教員が、走って職員室に戻ってきます。先生たちも真剣そのものです。

 そして、破損個所を校舎図に書き込みます。 これをもとに各学年の避難経路を決定し、生徒へ伝達するのですが、今日はここで手間取りました。課題が見つかりました。

 地震の影響で放送機器が使えないという設定で、避難経路の指示は中庭から大声で伝えました。

 運動場への避難は落ち着いて静かに、行動できていました。

  潮見中学校は、海が目の前にあり地震の揺れだけでなく、津波に対する備えもしておく必要があります。ですから今日の訓練では、「津波警報」が発令されたとして、校舎3階への垂直避難も行いました。

 生徒たちは最後まで緊張感を持って行動してくれました。

 平成7年の「阪神淡路大震災」では、芦屋市内でも大きな被害を受け、多くの尊い命を失うこととなりました。その後、東日本大震災や熊本でも大きな地震がおきて、今年に入っては能登や千葉、鹿児島でも震度5弱以上の地震が起きています。 今では日本中、どこで地震が起きても不思議ではないといわれています。

 本当に起こってほしくはないのですが、来るべき瞬間(とき)に備えて、準備を続けます。